
「彼女の声は、ベルベットのように柔らかなメゾからきらめく金属的な高音まで、豊かな表現力と、滑らかなダイナミクスの繊細な感覚を兼ね備えています。」(VOLKSBLATT)
イレー・スーは、輝きと繊細なニュアンスを兼ね備えたソプラノで聴衆と批評家を魅了し、17~18世紀のレパートリーだけでなく現代音楽の解釈においても国際的に活躍する人気歌手である。
2003年、インスブルック音楽祭でルネ・ヤーコプス指揮モンテヴェルディのオペラ「オルフェオ」のニンファ役でデビューして以来、ベルリン国立歌劇場やウィーン劇場に出演し、ヘレヴェッヘ、コープマン、マルコン、スピノジ、ザイラー、ドゥブロフスキー、オノフリ、鈴木雅明といったピリオド演奏の専門家や、アニマ・エテルナ、ベルリン古楽アカデミー、ヴェネツィア・バロック・オーケストラ、フィンランド・バロック・オーケストラといったアンサンブルと定期的に共演している。
彼女は並外れた発声コントロールと澄んだ音色を持ち、20~21世紀の音楽の傑出した解釈者の一人でもある。ケント・ナガノ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団、ニュー・アンサンブル・アムステルダム、アンサンブル・アンテルコンタンポランはじめ多くの指揮者、オーケストラと共演し、現代の重要な作曲家、ブーレーズ、ノーノ、リゲティ、リーム、ジャレル、ベンジャミン、細川俊夫、チン、ピンチャーらの作品を多く初演、再演している。
ソウル国立大学、ベルリン芸術大学でハラルド・シュタムに、ライプツィヒでレジーナ・ヴェルナー=ディートリッヒに、スコラ・カントルム・バジリエンシスでゲルト・トゥルクに師事した。2019年よりダルムシュタットのアカデミー・フュア・トーンクンストで声楽の教授を務めている。2023年夏学期からは、シュトゥットガルト国立音楽大学の教授に就任している。
