開催地「武生(越前市)」の紹介

1.武生の場所と歴史

各所に残る越前国府の史跡

各所に残る越前国府の史跡

武生は福井県中部に位置するまちです。かつては越前の国の府中であり、交通・政治・経済・文化の中心地として栄え、平安時代の紫式部や戦国時代の前田利家など、このまちを訪れた歴史上の人物は数多くいます。また、武生出身の著名人としては、東京大学初代総長の渡辺洪基、昭和天皇の料理人を務めた秋山徳蔵、歌人の俵万智、作曲家の千原英喜、絵本作家のいわさきちひろ、かこさとしなどがいます。

街の中心の「蔵の辻」区画

街の中心の「蔵の辻」区画

福井市に次ぐ県内第2の都市として栄えてきた武生市は、2005年に今立町と合併して越前市になったことで、更に周辺地域との関係を深めています。

 

 

 

2.武生とその周辺の見どころ

平安時代をイメージした紫式部公園

平安時代をイメージした紫式部公園

第二次世界大戦による戦禍をまぬがれた武生には、古くからの町並みが多く残ります。特に、まちの中心部に残る数々の由緒ある大寺院が立ち並ぶ寺町通りや、昔の商家の雰囲気をよく伝える蔵の辻地区をゆっくり歩くと、武生がたどってきた長い歴史を体感できます。また、紫式部公園や日野川河川緑地などの大小様々な公園は、市内散策の足を休める格好の休憩場所になることでしょう。

 

伝統工芸、越前打刃物の正月神事

伝統工芸、越前打刃物の正月神事

更に、武生とその周辺には日本が誇る様々な伝統工芸が今なお活発に活動を続けています。越前箪笥、越前打刃物、越前和紙(越前市)、河和田漆器(鯖江市)、そして越前焼(越前町)などの産地では、様々な展示企画や体験教室が実施されており、古くから続く匠の技を直に知ることができます。

 

 

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越前名物、おろしそばとソースかつ丼

最後に、食べ物が美味しいのも武生の大きな魅力です。越前蟹をはじめとする日本海の幸はもちろん、大根の辛味の効いた越前おろしそばや、B級グルメの中華そば、ボルガライスなどは、武生で堪能していただきたい自慢の味揃いです。

 

 

詳しい観光情報は、越前市観光協会のHPを御覧ください。http://welcome-echizenshi.jp/