音楽監督

細川 俊夫 Hosokawa Toshio

@タイナカジュンペイ

1955年広島生まれ。ベルリン芸術大学でユン・イサンに、フライブルク音楽大学でクラウス・フーバーに作曲を師事。80年代以降ヨーロッパと日本を中心に、作曲活動を展開。日本を代表する作曲家として、欧米の主要なオーケストラ、音楽祭、オペラ劇場などから次々と委嘱を受け、国際的に高い評価を得ている。作品は、大野和士、準・メルクル、ケント・ナガノ、サイモン・ラトル、ロビン・ティチアーティ、フランツ・ウェルザー゠メストなど、世界一流の指揮者たちによって初演され、その多くはレパートリーとして演奏され続けている。2014年にオペラ「班女」がエクサン・プロヴァンスで、11年にオペラ「松風」がブリュッセル、16年にオペラ「海、静かな海」がハンブルクで、17年にオペラ「二人静」がパリで、18年にはオペラ「地震・夢」がシュトゥットガルトで初演。いずれも大きな注目を集めるとともに、高い評価を受けた。01年にドイツ・ベルリンの芸術アカデミー会員に選ばれる。12年にはドイツ・バイエルン芸術アカデミーの会員に選出された。07年、サントリー音楽賞受賞、12年秋、紫綬褒章を受章。18年度国際交流基金賞を受賞。21年ゲーテ・メダル受賞。23年カリフォルニア大学、バークレー日本賞受賞。現在、武生国際音楽祭音楽監督、東京音楽大学およびエリザベト音楽大学客員教授。2020年から広島交響楽団のコンポーザー・イン・レジデンス。2022/23年、チューリッヒ、トーンハレオーケストラのコンポーザー・イン・レジデンス。2023年3月、ベルリンフィル委嘱作品ヴァイオリン協奏曲「祈る人」がベルリンで初演され、大きな注目を集めた。