【武生国際音楽祭2026レポート⑤】

本年度の武生国際作曲ワークショップのアシスタントの作曲家・神山奈々さんに武生国際音楽祭のレポートを頂きましたので、掲載いたします。

作曲ワークショップでは、希望者に対し公開レッスンを行っています。受講者の1作品に対して音源を聴き合い複数の講師からアドバイスを受け、それを受講生全員で楽譜を見ながら聴講します。公開レッスンでは、他の受講生が受けるアドバイスを客観的に聞くことで自分の作曲態度や習慣を見直すことが出来、大変有意義です。今年は希望者多数のため選抜の結果、若手招待作曲家2名と19名の受講生の方に公開レッスンを受けていただくことになりました。時には、厳しい言葉に励まされることもあり、期せずして活発な意見交換になることもあります。リアルタイムで繰り広げられる開かれた学びの場は作曲ワークショップの大きな柱となっています。

遠足では、1500年の歴史を持つ越前和紙の工場「岩野平三郎製紙所」を見学しました。実際に働かれている方のお話を伺いながら、大きな和紙の紙漉きを見せていただきました。すべての所作が美しく、伝統的な儀式のようにも感じられる様子に大きな感動がありました。その後、紙の神様を祀る岡太・大瀧神社を訪れ美しい自然の中、散策を楽しみました。